令和2年2月に埼玉県春日部にオープンする「和風牛肉料理 まつもと」は、
岩槻の地でステーキに携わって47年という料理人が、
肉の芸術品とも言われるA5クラスの前沢牛を使った極上ステーキ、和牛料理を提供するお店です。
一流の料理人がお客様の目の前で肉をカットし、調理するシーンをどのような空間で表現したら良いのか。また、お客様に特別感を抱いていただくにはどうしたら良いのか。
料理人にとって厨房は神聖な場であり、舞を舞うがごとくパフォーマンスする「舞台」。お客様は「観客」。
カウンター廻りを1段上げて舞台に見立て、そのまわりを江戸時代の匠が仕上げた古木の大黒柱で囲みました。
豊穣の神であり、台所にも祀られる大黒天をお祀りしたとされる大黒柱。
まさに神聖な舞台を表現する最高の素材ではないでしょうか。