施工

空間づくりに古木を検討している建築家やデザイナーの方へ

古木を扱うノウハウ・施工は、
山翠舎が提供します。

◉ 扱いが難しい古木、施工の専門性は必須。

山翠舎では外部の設計事務所やデザイン事務所とのコラボレートも行っています。独特の味わいや温もりを空間づくりに取り入れるために、「古木を使いたい」と、ご相談をいただくケースが近年急増しています。
古木の魅力や新たな資源としての価値を、少しでも多くの人たちに広げていきたいと考えている私たちにとっては、大変歓迎すべきことです。

今後も積極的に志の高い外部のクリエイターとコラボレートしていきたいと考えています。
例えば、東京にある設計事務所が、長野で店舗を計画したい。そんな時に山翠舎をご指名ください。きっと期待を超える素敵な仕事になると思います。

創業 90 年の山翠舎は、建具屋から始まり施工のみを請け負っていた時期を経て、現在は古木の扱いに特化した店舗の設計・施工会社として展開しています。このため、一般的な建築資材を使った施工と、古木使った施工の決定的な違いなどについて熟知しています。
これまで私たちがコラボレートしてきた建築家やデザイナーは、「古木を扱うのは初めて」という方が大半でした。古木は扱いが難しい側面もあり、通常の資材と同じように考えて設計や施工の段取りを組んでいると、現場で思わぬトラブルが発生し、工期の遅延につながってしまうこともあります。

以下に、古木の扱いでポイントになる点として、その特徴・注意点をまとめます。

古木の特徴・注意点

01硬い
木は一度目の生を終え、住宅の材として二度目の生を迎えます。そして古木となって三度目の生が始まります。この悠久の歴史の中で、経年変化により味わいを深めながら結晶化が進み、木はますます硬くなっていきます。現場加工は容易ではなく、力まかせに作業を行うと割れてしまうこともあります。
02重たい
古木は長い時間をかけて水分が抜けきった分、切り出した当時よりは軽くなっているとはいえ、店舗の内装で使う際は、迫力のある古木ほど大きいまま施しお店のシンボルとするので、必然的に大変な重量となります。搬入時や取り付け時などは、通常の店舗内装時の人工では対応できない場合もあります。
03まっすぐではない
現在まで残っている古木は、建築後50年~100という長い間、住まいをがっちりと支えてきた構造材が中心。そうした材は、いずれも1本の丸太から手刻みで加工されたものです。現代のようなプレカットされた木材とは異なり、一本一本形も違えば、「直線が出ていない」「表面が波打っている」といったことも、ごく当たり前です。
04色味がさまざま
複数の古木を空間づくりに取り入れる場合は、施工技術はもちろんのこと、材の見極め・選定も大変重要になります。「古木」と一口に言っても、その色味もさまざまです。古木同士の色味の組み合わせがちぐはぐでは、希望のテイストの空間に仕上がらない事態も発生してしまいます。木の表面をある程度研磨することで、色味の調整ができたとしても、やり過ぎてしまうと古木本来の味わいが失われてしまいます。

こうした古木の特徴・注意点は、図面などで表現することも難しく、経験やノウハウによって施工の現場でクリアしなくてはいけないポイントです。山翠舎では、これまで350店舗以上の古木を使った設計・施工実績があり、さまざまな状況で古木を使った最適な提案を行ってきました。そのためノウハウの蓄積があり、求めに応じてそれらを提供する準備が整っています。

具体的には以下の体制が整っています。

山翠舎の体制

013500本以上の古木ストックの中から提供
本社のある長野県には、常時3500本以上の古木をストックしている倉庫があります。こうした古木は、単に古民家の解体現場から入手したものを保管しているだけではなく、一本一本の品質を丁寧に確認し、太さ・長さ・樹種・形状はもちろん、経歴や由来までをも記録しラべリング。素材のトレーサビリティを徹底しています。ご要望のテイストに応じて、最適な古木を手配いたします。
02希望のサイズに加工してから現場へ納品
先にも記しましたが、古木は硬いため加工には専門的な知識・技術が必要です。昔の木組みや手斧の跡が残る希少な古木も、現代では正しい扱い方を知る職人は多くありません。30 年以上にわたり古木に携わってきた山翠舎には、古木を知り尽くした熟練の職人・スタッフが揃っています。それぞれの木の持ち味を活かしながら、ご希望の空間に合わせたサイズに加工仕上げを施し、施工現場へと納品します。
03古木を熟知する職人・スタッフの派遣
古木をご希望のサイズに山翠舎で加工をするとはいえ、施工現場で一切加工が発生しないというわけではありません。古木は、まっすぐではないため現地で空間に合わせて微調整ができるように数センチの余裕を持たせて納品します。その他、取り付けるための加工なども現地で微調整して行います。こうしたノウハウを持ち合わせた熟練職人や現場監督を派遣します。

施工例をご紹介

ピッツェリア・トラットリア ナプレ 南青山店さん

◉ 既存の鉄骨梁を古木に変身させる

当社で施工している東京・南青山(表参道)にあるナプレさんの事例についてご紹介します。
既に営業されている3階建ての店舗を全面改装するプロジェクトについて、ナプレさんのオーナー様、デザイナーさんからご相談をいただきました。
南青山をはじめ、ミッドタウン、横浜、名古屋で多店舗展開をしているナプレさんでは、古木を使った内装は初めてとのこと。本社がある長野県の古木倉庫までオーナー様、デザイナーさんに足を運んでいただき、古木を一緒に選定。それを使い、まずは既存店の3階部分の鉄骨梁を古木にするなどの施工を行いました。

「鉄骨梁を古木にする」と言っても、当然天井の梁を架け替えることはできません。そこで、鉄骨のH鋼を覆うように、古木を取り付けることにしました。具体的にはH鋼がすっぽり入るように、古木をU字型にくり抜く加工を行ったのです。必要なサイズに合わせて、この加工を長野県の木工場で実施。その加工した材を現場へ納品して、それを天井の鉄骨梁にかぶせてボルトで固定しています。
現場では、ボルト部分を見えなくする加工や、天井の既存のブレース(強度補強のため、たすき掛けで架けられている鉄筋)を上手くかわすような加工を古木に施します。その調整の際に古木を数センチ短くするなど、現場での微調整を行いました。この微調整も見越して、山翠舎では最初の加工を施し納品しています。
こうした古木加工の全般に、当社から派遣した実績30年以上の棟梁や現場監督が対応しています。

山翠舎の施工事例

鉄骨梁が、古木の装いに変身。

ピッツェリア・トラットリア ナプレ 南青山店

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