KOBOKU

CONCEPT 古木について

解体
古民家解体は古木の原点



1950年以前に建てられ、先祖から代々受け継がれてきた木造住宅は古民家と呼ばれますが、その解体から生まれるのが古木です。一般的には古材と称されるものの、山翠舎では一本一本の品質を丁寧にチェックしたうえで、部位や太さ、長さ、樹種、形状はもちろん、「どこの古民家の、どの部材か」といった入手地や経歴、由来まで記録し、トレーサビリティー管理しているものを「古木」として販売しています。古民家をただ取り壊すだけではすべての材が廃材となってしまいますが、しっかり記録・管理することで、それぞれの古木がもつ歴史やストーリーを生かした使い方も可能になるのです。
そして、解体時は一本一本の柱や梁の状態を維持しながら再生できるようにするため、釘を使わず巧みに建てられた伝統構法「木組み」の理解が不可欠です。そのため、職人には専門の知識と高い技術が求められます。現代ではその正しい扱いを知る人もわずかとなってしまいましたが、長年、古民家に向き合い、技術とネットワークを培ってきた山翠舎には、古木に精通する自社職人が揃っているのが強みです。
解体は、まずは骨組みだけにしてから、重機を使って材を傷つけないように外し、古木に腐食がないかを確認します。上質な材の見極めにも、熟練の職人たちの経験と知識が生かされています。
なお、山翠舎では、今も多くの古民家が残る長野県北部や新潟県といった豪雪地帯の古民家の解体をおもに手がけています。雪の重みに耐えてきた豪壮な古木は勇ましく味わい深く、見る者に深い印象を残します。

    L

    O

    A

    D

    I

    N

    G